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ささいな出来事
 小説や日常日記を書きます。
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2008-02-23 [Sat]

 席に座る。
 
 私は好きな人の隣。これってけっこう嬉しい。

 朝の時間は友達との雑談。でも私あいつを探してる。

 (まだ来てない・・か・・)

 まぁあいつはいつもぎりぎりにくるんだけどね。

 チャイムがなる。
 
 向こうから廊下を走っている音が聞こえる。

 (あ。来たかな)

 「セーフ!」
  
 「セーフじゃねぇよ。高下」
  
 男子がつっこむ 
 
 高下。それが私の好きな人。

 ガタッ
 
 高下がイスをひく。

 「つかれたー。」

 「早く起きればいいじゃん」

 私の言った言葉に 「ん。」という顔をした。かわいい。

 「それがムズいんだよ」

 フフ。と笑って私は前を向く。

 こんな時間がけっこう嬉しかったりする。

 ― 休み時間 ―
 
 「ゆなー。」
 
 私のともだち奈津が席にやってきた。

 「どしたー?」

 「やばい。今日携帯持って来ちゃった」

 「えー。なんでよ」

 「わかんない。何でかもって来ちゃった」

 「意味不明」
 
 とこんな話で笑っていた。

 「高下君。」
 
 この声は・・。
 
 「お。どうした」

 「ノート見せてあげるよー。宿題やってないでしょ?」

 「お。サンキュ」
 
 このどう見ても高下のことが好きだろうという女は

 阿見木 優 。 私が嫌いな奴。

 「うわ。阿見木じゃん。だれも見せてなんていってないし」
 奈津が私にゆった。
 
 阿見木と目が合った。
 
 阿見木は何よみたいな顔をした。

 わたしはさすがにムッとした。

 阿見木なんか大嫌いだ。
 
 

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無題
読みました^^
面白いです☆
@凸皐月とストラッカのぉ部屋凸 2008/03/08(Sat)16:22:38 編集
無題
この恋愛小説おもしろいですね^^     私もこうゆうことあったから共感をもてる気がします(*^_^*)            これからの展開がとてもたのしみです。
さの 2008/03/23(Sun)15:59:26 編集
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